THE★留学
〜退職後も支払い続ける税金〜

モドル

・実はこんなに支払う!?

私も通知が来てはじめてこれだけ税金を納めなければならないのか?と、愕然としてしまいました。
全く知らなかったわけではないのですが、実感がなかったんです。
退職後、すぐに別の会社へ正社員として入社が決まっている方は別ですが、
「せっかく辞めたんだし、ちょっと遊びたいわぁ〜★」なんて海外逃亡しちゃう方も納税の義務を守ってください。

 



・国民年金

まず、会社を退職する前に「退職手続き」などを行います。
これは人事/総務/労務などの方が行ってくれるはずです(私の会社は総務の方でした)。
退職した後に必要となる書類の記入などです。

退職後、だいたい5日程度で自宅に書類が送られてきます。
その中に入っている書類で「年金を払い続けます」という手続きをします。
これが退職した日にちから2週間以内に行わなければなりません。
私の手元に届いたのは退職した翌週の金曜日だったので、
手続きを行える期間は実質5日間。
留学の出発日まで時間があったので何とかできましたが、
ちょっと期間が短すぎるんじゃないかなぁ〜?と思いました。
ま、退職者は暇だっていうことなんですかね(汗)。
私は年金とか税金とか全く分からないので、ただアタフタしてました。

実際に区役所へ行って何か重大な手続きでもするのか?と思えば、
窓口のおいちゃんに書類と、年金手帳を出して、
出された書類に住所と氏名を記入して終わりました。
何と言うか拍子抜けしてしまいました(笑)。

私がオーストラリアから帰国すると、年金の納付書が届いていました。
中には8月分からの納付書がずらーっと同封されていました。
月々、13,330円はやはり辛いですね・・・義務とは言え・・・。
コンビにでの支払いも可能ですが、私は面倒なので来年3月分までを
一気に銀行の窓口で支払ってしまいました。
「下期」と記載されているものは10月〜来年3月までを一括に支払うことができます。
月々支払うよりも600円ぐらいお得だったと思います。

銀行では「年金を納税したい」と告げると、専用の用紙が出てきて記入します。
名前と電話番号を記入すると合計金額を言ってくれるのでお金を出します。
年金の納税はこれで終了。

会社に勤めていた頃は「厚生年金」だった方がほとんどだと思います。
給料から天引きされているのでほとんどの会社が翌月分の給料から
厚生年金を天引きしているそうです。
私の手元に届いた納付書に8月分があったので「どうなんだろう?」と問い合わせた所、
このような回答が返ってきました。
また、万が一、当月分から厚生年金を天引きしている会社だった場合、
ダブった厚生年金分は会社から返してもらうという方法になるそうです。
すごくややこしいですよね・・・。
損をしないためにも会社に必ず確認してみてください。

・地方税

知らないうちに勝手に(笑)届いていました、地方税の納税通知書。
地方税は前年の給料所得などを基本として計算されています。
なので去年1年間、みっちり働いた方は今、プータローでも支払わなければなりません。
・・・めんどくさいですね(笑)。

地方税は6月〜翌年5月という単位が1年間になります。
私は8月に退職したので9月分〜翌年5月分を自分で支払うことになります。
地方税はコンビに支払いができないので銀行や郵便局の窓口へ行ってください。
全期分支払っても、こちらは一文もお得にならないんですね(汗)。
何度も銀行に行くのは嫌なので、全期支払ってしまいました。
36,900円でした。

・退職金と税金

私は退職金として191,400円を受け取りました。
年金と地方税を足すと全部で142,650円
差額は48,750円でした。
こういう現実を叩きつけられると、やっぱり働かないと生きていけないことを実感します。