THE★留学
〜留学中の出来事(日記形式)〜

モドル

「普通に生活する」ことが大変!

私がStayしていたたった3週間でも珍事件がいろいろ起きました。
「拙い英会話」にも達していなかったStay当日の私が発する矛盾ばかりの英語に戸惑うママ・・・。
世話好きで教育熱心なママに鍛え抜かれた私の3週間をまとめましたので、どうぞ。

 

日付
事柄
詳細
9月11日
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出国
スーツケースは前日に空港へ送ってしまったので、後は手荷物のみ。
しかしレスポのバッグにパンパンでした。
一応、マニュアル通りに1泊分の下着やら着替えやらは手荷物にしました。
(スーツケースが紛失しても困らないようにとの事)。
成田空港までは成田エクスプレスにて行きました。日本を離れる実感が、ない。
飛行機も定刻どおりに離陸。飛行機は揺れるし騒音はするしで寝れなかったです。
トータルで睡眠時間はおよそ2〜3時間ってところでしょうか?小心者です(笑)。
-
9月12日
1日目
到着
到着してから出迎えを受けて車でStay先まで行く。約15分ぐらい?
とりあえず朝ごはんを食べて荷物を片付けて仮眠をとることにしましたが、
ベッドがギシギシ言うので実は3週間のうち、一度も熟睡できませんでした(笑)。
午後からは買出しに付き合ったりしてあっという間に1日が終了。
お湯の出し方があまり理解できずにシャワータイムも終わりました。
余りに会話が理解できないことに愕然として、残りの日々をどうすごせばいいのか?
かなり不安になったことと、無事に1日が終わったことで涙が出ました。
あの時の複雑な気持ちは多分、一生忘れられないくらいの感情だと思います。
$0
9月13日
2日目
初登校

お説教
朝起きてしなければならないことは「朝食作り」です。
食器の配置も分からないのでただキッチンに”居た”だけでした(笑)。
眠くて疲れている頭にママの独特な英語が早口で飛び交います。
受け答えするのが何だか億劫になってしまったので全て「Yes」で答えてました。
ようやく、私がシャイで話さないのではなく、英語自体が話せないということに
ママも気づいてくれたようです・・・。
学校に行ってテストを受けて入学しました。
こんなに日本語を喋れることが幸せだなんて感じたことはありませんでした。
帰ってから何とかコミュニケーションをとりたい私は、片言の英語で話しました。
が、ママには全然通じず・・・そりゃそうです。単語の羅列ですから・・・。
しかも単語の並び順は日本語と同じなので、ママは理解に苦しんでいました。
そしてママのありがた〜いお説教がかなり長い時間続きました。
「英語は『I am a girl』というセンテンスで出来ているの。
単語ばかりで会話していたら、いくら学校へ行っても喋れるようにならない!」
言われた時はとても衝撃的でしたねぇ〜。
100%理解していないのに、何となく言っていることが分かるんです。
かなりヘコみました、残りをどうすればいいのか、本気で悩みました。
$7.95
9月14日
3日目
衝撃を受ける
登校初日は送ってもらったので、朝、バスに乗るのは今日が初めてです。
時刻表には一応「10分間隔」ってあるのですが、バスはなかなか来ません。
結局、20分ぐらい待ってようやくバスが来てとりあえず乗ることが出来ました。
私が今でも不思議なのは、あの遅れたバスは一体、何分発のバスだったんだ?
日本って山手線が数分間隔で動いていてすごいなぁと感じました。
学校に行くと1日がとても早く過ぎるんだなぁと思いました。
日本でぐぅたら生活しすぎですね(笑)。
そして、学校で友達もたくさん出来ました。すごく楽しいです。
みんなワーホリで入ってきててここでも自分の小ささを感じました。
昨日の出来事を話して一番親身になってくれた人がいました。
他の子もみんな寮に入っている人が多かったので、ママの話は衝撃的だったみたいです。
$7.20
9月15日
4日目
ダウン
睡眠時間をタップリとらないと体調不良を起こす私は、ついにやってしまいました。
原因は一つではありません。
夜遅くまで宿題を見てもらっていた、シャワーの使い方が分からずお湯が上手くだせない、
朝がすごく冷え込む、旅の疲れが出た、勉強しなきゃいけないプレッシャー・・・等。
月曜日くらいから喉は痛かったのですが思い切って仮病を使ってみることにしました。
自宅だと「疲れた」と言って夕飯も食べずに朝まで不貞寝とかよくするのですが、
Stay先でもそれをやってしまい、ママに心配をかけてしまいました。
たっぷり寝ればすぐに回復するんですけどね・・・(汗)。
日々の生活がいっぱいいっぱいだったので、そうするより方法が見つかりませんでした。
というよりも、その状況をママに伝える英語力が私にはなかったのです。
ママが「どうしてそんなに疲れてるの?なぜ勉強大変なの?」と言ってくれました。
私は「早く英語を喋れるようになりたい」と片言でママに伝えました。
すると「来たときよりもちゃんと話せるようになっているから大丈夫よ!」と励ましてくれました。
この日からママのスパルタ英会話教室は、なくなりました。
$19.6
9月16日
5日目
テスト勉強
バス代を浮かせる為にはどうしても片道、もしくは往復を歩く必要がありました。
お昼はママが「サンドイッチ作って行きなさい」とか言ってくれたりするので浮きました。
帰りに学校のオフィスで地図をもらって、歩いてみることにしました。
なかなかの長距離ですが、ずーっと平坦なので歩けないこともない・・・。
バスにこわごわと乗るよりも歩いたほうが気持ちがいいので、朝歩いてみることにしました。
毎週金曜日が1週間の確認テストなので、木曜日はより勉強しないといけません。
が、疲れが全部抜けきっていない私は勉強も中途半端で寝てしまいました。
この頃になるとセンテンスをどう組み立てたらいいか?というのがなんとなぁ〜くですが
自分の中で消化できたような気がします。
ママも私がダウンしてから、私の話しを聞いてくれるようになりました。
ただ、ママとの会話を意図的に避けていたことも事実です。
ママの発音に慣れてしまうと、先生の発音が聞き取りづらくなることが分かったからです。
$2.35
9月17日
6日目
My Birthday
昨日、学校で地図をもらったので朝は歩いてみることにしました。
予想時刻通りに学校へ着けるか不安でしたが、何とか大丈夫でした。
朝はまだ日差しも弱いしすがすがしいので、このまま続けてみようと思います。
1週間だけStayしていたSumiyoが今日で最後ということだったので、
Azusaと3人でケアセンでお買い物をしました。
Cairnsに来て初めて本当にリフレッシュできたー!という感じでした。
大好きなピンクなグッズを色々と買い占めたのもストレス発散の要因だと思います。
(結局、ケアセンで買い物できたのはこの日が最初で最後でした・・・)

今日は私の24回目のBDです。
到着したその日にママに伝えておいたので、海外風の豪勢なBDパーティー開催か?
と、実は密かに心を躍らせていました。
と言うもの、出発前に同期に「祝ってもらえるよ〜!」とさんざんたきつけられたのです。
朝、ママが「友達2人ぐらい連れてらっしゃい」というので一番最初に仲良くなった
Azusaをご招待しました。
他の人は寮なので夜間外出がどうしても難しい・・・とのことでした。残念。
家に帰ったら思い描いていたママ手作りケーキもなく、フツーの夕食でした(笑)。
ま、人生なんてそんなもんだろうと思ったりしちゃいました。
Azusaは会話力が私とほぼ同レベルなので心配していましたが、大丈夫でした。
ただ相当飢えていたみたいで(笑)ひたすらにママの手料理を「美味しい」と食べていました。
彼女の飢えっぷりは学校でもちょっとした話題に上るくらい、有名でした。
Azusaを送ってもらおうと思ったのですが諸事情が重なり結局泊まることになりました。
私はその方が嬉しいのでハプニングがありつつも楽しいBDになりました。
$24.25
9月18日
7日目
初外出
Azusaが同じ学校のNaokiと一緒にStay先で「お好み焼きパーティー」を開催すると言うので、
突然でしかも無許可にAzusaにくっついて行きました。
私がいつも乗るバス停の次にあるショッピングセンターで材料調達。
マヨネーズやソースは何となく似たようなものがあるのですが、「豚バラ」が存在しません。
とりあえず一番薄いサイズを購入して後は引き延ばすことにしました。
Naokiのホストファミリーは日本が大好きなご家族で、英語もすごく聞き取りやすい!
庭にはプールまでついている、まさに「豪邸」でした。
私たち日本人が思い描いているホストファミリーっていう感じで、大好きになりました(笑)!
お好み焼きは悪戦苦闘しつつも何とか完成しました。
食べるまでとても不安でしたが、何とかなるもんですねぇ〜、美味しかったです★
違う学校に通っているKeitaともお友達になり、住所交換会を開きました。
もしかしたらもう会う事ができないのかな?と思うと、一期一会です。
今日という日を大切にして、この出会いを大切にしないといけないなぁと思いました。
$23.99
9月19日
8日目
ゆっくり睡眠
前日、家に帰ってきたのは22時過ぎだったのですが、
とにかく眠かったのでママに挨拶もせずに寝てしまいました。
朝、6時ぐらいに目が覚めてシャワーを浴びてまた寝ました。
10時ごろにママに起こされるまではずーっと寝てました。
パイプベッドで寝心地がよくないので、ここまで熟睡できたのはこの日が最初で最後。
ママが心配して様子を見に来てくれたので着替えてブランチをとりました。
それからすぐにママは出かけてしまったので、子供たちだけで遊んでいました。
$0
9月20日
9日目
オーキットプラザへ
Azusaと「Green島行きたいね」と話していたら同じクラスのMichikoが
「合流したい」と言ってきたので、帰りがけにオーキットへ寄って値段を調べることに。
ランチを入れなければフェリー代金のみで格安で行ける事が判明。
これならたくさん遊べるし、決定!ということで即決してしまいました。
他にも色々ツアーがあったので見て回って、比較検討。
星空観測ツアーは地球の歩き方にも載っていたので行きたかったのですが、
夜っていうのは非常に抵抗があったので、最後まで悩みとおして行きませんでした。
$6.35
9月21日
10日目
シェアハウス探検
ワーホリで入ってきている人はホームステイ期間(約4週間)が終了したら
だいたいがシェアハウスなどに移ります。
一番早くシェアハウスに移る子がいたので、みんなで探検、体験。
どんなものか?とゾロゾロくっついていったら、新築のおうちでとっても綺麗でした。
電化製品、電気代、水道代も使いたい放題で1Week$90という魅力的なお値段に
一同、漏れるため息が半端なく多く(笑)私の独り暮らし熱に火が点く!!!
自分に余裕が出てきたことと、帰る日が見えてきたことで、
「また留学したいなぁ〜」という無謀な気持ちが生まれました。
$3.55
9月22日
11日目
初ラグーン
ものすごく天気が悪くてスコール降ったりしたのですが、Azusaと「ラグーン」という
無料の市民プールに行きました。
が、結局ものすぐく寒かったのでラグーンには入らず、芝生の上で世間話。
学校にも慣れてきたのでこういう時間がとても楽しく感じました。
次の日に帰国してしまうKaoriもいたので、写真を撮ったりしていました。
自分もいずれこの立場になるんだなぁと考えると、無性に悲しかったりして・・・。
$6.45
9月23日
12日目
Green島ツアー予約
日本の友達のOKも出たことなので、3人でGreen島ツアーの予約に行きました。
しかも一人$50までおまけしてもらうことが出来ました♪
何も言っていないのにいいのかしら?と思いつつ、出費が減ったことを素直に喜ぶ。
日本円に換算すると一人4,500円ぐらい。
フィッツロイとか100人しか入れない無人島とか他にも島はいくつかあるみたいです。
綺麗な海を見たいなら少しでもCairnsから離れることが大きなポイントのようです。
$54.85
9月24日
13日目
海苔巻きパーティー
この日、待ちに待っていた私の元同期が日本から来ました♪
実は私が3週間Cairnsに行くと言ったら観光がてら遊びにきてくれたのです。
不安だった1週間目、早くこの日が来ないかと何度も思いました。
25日に帰国してしまうNaokiの家で海苔巻きパーティーを行うとのことだったので、
突然ながらも元同期も誘ってわいわい海苔巻きを作りました。
来週の自分を見ているようで、最後はとても悲しくなったのを今でも覚えています。
$136.45
9月25日
14日目
Green島上陸
元同期とAzusa、Michikoと4人で憧れのGreen島へ。
Green島の紹介はコチラです。
船は非常に揺れて私は危険な状況に陥ったのですが何とか持ちこたえました。
日差しがすごく強かったので、今までにないくらい真っ赤になりました。
この日はCairnsでフェスティバルがあったので、家には帰らず、そのまま市内に残りました。
夜暗くなってから帰るなんて初めての経験だったのですごく怖かったのを覚えています。
日本と比べて街頭が少ないんですよ、しかも、薄暗い・・・。
もう二度と夜遊びはしない!と固く心に誓いました。
$20.70
9月26日
15日目
パロネラパーク
天空の城ラピュタのモデルになった場所で、日本人ガイドのツアーもあります。
私が参加したのは1日コースで朝出発の夕方6時解散。
家の近くまで送り迎えが可能だったし、暗くなる前に家に到着できるという事で
このツアーを選びました。
昼食も込みだったのでちょっと高めの値段でしたが、Green島がランチなしだったので
ここは思い切って奮発してみました。ちょっとですけどね・・・。
パロネラパークの紹介はコチラです。
Azusaはお昼までのツアーをChoiceして、格安で参加していました。(日本人ガイド)
同じ行き先でもツアー内容はたくさんあるので自分にあったものをChoiceしてください。
$25.00
9月27日
16日目
Shopping
初めてまともに市内観光をしました。
学校の友達はワーホリで入っているので、市内観光なんて滅多にしないのです。
そりゃCairnsで数ヶ月生活しなければならないのですから当然です。
私は帰国も間近だったので、ちょっと嬉しかったです。
地球の歩き方にも載っている有名なケーキ屋さんでお茶をしました。
こんなことするのなんて、日本人ぐらいしかいないんだろうなぁと思いつつ(笑)。
お金があまりなかったので半額になっている大きいケーキを選びました。
日本のケーキとはちょっと味がちがって美味しかったです。
この頃からママの食事以外に間食をする回数が増えていったように思います。
ジャンクフード大好きな私にとって、ポテチが食べられないのは非常に辛い・・・。
でも間食していることがママに知れるのはなんだか悪い気がして、
学校行く前にマーケットでポテチ買って学校でボリボリ食べていました。
本当はコーラでもあると最高なのですが、高くて買えませんでした。
さすがに2Lのコーラを学校に持ってくる勇気も、家で一人で飲む勇気もありませんでした。
$4.35
9月28日
17日目
エクスチェンジレッスン
本当は日本から来た友達と遊ぶ予定だったのですが、学校の先生に
「エクスチェンジレッスンに参加して欲しい」と言われたので参加することに。
私とYokoはクラスが初級なので、このレッスンには参加できないと言われていたのです。
中級クラスのShihoがいるから大丈夫!ということだったので参加させてもらいました。
私たちも英語の勉強になるしと張り切っていたのですが、現実とは厳しいものです。
担当したオージーの男性は日本語がペラペラで、「漢字を習いたい」という上級者。
私たちの拙い英語で解説するよりも、彼が日本語で話す方がスムーズなのです。
そんなわけで私たちまで日本の勉強をしてしまいました。
$12.35
9月29日
18日目
友達をご招待
Yokoとせっかく仲良くなったのに、結局どこにも遊びにいけなかったことがとても残念で、
「うちに泊まりにくる?」と誘ったら「いいの?」と乗ってきてくれたので、
ママに了解をとってYokoをご招待することに・・・。
それまでは明日帰国する日本の友達とラグーンに行って、彼女はSwimming、
私とAzusaは芝生で睡眠不足解消&宿題をやったりしていました。
Yokoとはバス停で待ち合わせて、Azusaと3人で途中まで帰りました。
家に帰ってもなかなか料理は出てこず(笑)腹ペコと睡眠不足な私はソファーでウトウト。
お手伝いする元気もなく、何だか疲れきっていました。
ゴハンが出来上がったのは夜の8時近く。
でもとーっても豪華な夕飯に、Yokoも大感激でした。
実はYokoのStay先、ちょっと問題勃発で、毎日「イヤだ、イヤだ」と言っていたのです。
学校のオーナーとStay先の人がお友達なので、Stay先を変更することもできずに、
彼女は本当に悩んでいました。
「だったら気晴らしに泊まりにきちゃえば?」と誘ったのがキッカケでした。
久しぶりに楽しい夜が過ごせたようで、きてよかった!と言ってくれました。
$10.35
9月30日
19日目
復習
放課後、毎日先生が宿題などをみてくれるのですが、私は初参加でした。
少しでも英語を上達したい!という思いが一番強かった週でした。
ママの発音ではやはり不安があるのと、先生と無駄話しているだけでも勉強になると思いました。
私は文章を自分で作るのが苦手で、先生にそのことを話すと作った文章を見てくれました。
ものすごい苦笑いされましたけど(笑)上達したことも確かです。
近くに友達がいるから咄嗟に出た日本語もフォローしてもらえたので、
一瞬だけ喋れた気になっていました。
テストも最後になるので、できるだけいい点数を取りたいなぁと必死で勉強しました。
$2.35
10月1日
20日目
学校最後
テストが終わってから、クラスの子一人ずつと写真を撮りました。
もう二度と会う事がないのかもしれないなぁと思うと、妙にシンミリしました。
でもこの出会いを絶対に忘れずに、大切な思い出にしようと思います。
今日はママと子供たちがお出かけだったので一人で過ごしました。
広いリビングで一人というのがこんなに怖いものだなんて知りませんでした。
テレビを見ていても物音が気になるし、落ち着いてテレビも見ていられませんでした。
びくびくしていると家の前に1台の車が止まって誰か降りてきました。
ママたちがもう帰ってきたのか?と思ったら次女でした。
実は私がStayしている間に、彼女は出て行ってしまったのです・・・。
私の英語力では何も聞くことができずに、もう二度と会えないかと思っていました。
ママが外出することを知っていて、私に会いに来てくれたのです。
本当に短い時間でしたが、彼女とたくさん話すことができました。
私が来た頃は彼女の話が理解できずに、すぐ会話が終わってしまっていたのですが、
この日は不思議と会話が弾みました。
彼女が帰ってから気づいたことですが、それだけ私も成長したということなのでしょうか?
何だかとっても嬉しかったです。
最後の夕食が一人なんてありえない・・・とションボリしていましたが、
ママは私と彼女を会わせたかったのかもしれません。
彼女を見送って部屋に戻り、深夜まで荷造りをしていました。
$7.35
10月2日
21日目
涙の別れ&帰国
私と入れ替わりで日本から新しい人が来ました。
彼女と色々話せるのが嬉しくてニコニコしていたら、帰国することが嬉しいと勘違いしたらしく、
ママは「日本に帰れるのは嬉しいの?」と何度も聞いてきました。
私は「半分、半分かな?」と答えました。
確かに日本に帰れるのは嬉しいけど、やはりとても寂しかったです。
寂しいという感情を表に出すと、帰れなくなりそうだったから、無意識に抑えていたのかもしれません。
家を出発する時刻になったので、ママにタクシーを呼んでもらいました。
新しく来た人に「頑張ってくださいね!」と告げて玄関先まで出ました。
ママに最後のお別れを言うと、今まで全然大丈夫だと思っていたのに、涙が止まりませんでした。
後半はママをちょっと避けるようにしていたので余り話もしていないし、
私の英語力がないに等しかったので言葉が通じることもすくなかったのに、
それでもママが涙を流してくれたのが、とっても嬉しかったです。
人と人との関わりって言葉じゃないんだなぁというのが分かりました。
空港には友達が見送りにきてくれたので、最後まで楽しく過ごすことができました。
1時間ぐらい一緒にいてくれたので、心強かったです。
離陸する時はさすがに涙がでました。
これだけ濃い時間を過ごせたことは、私の何よりの財産になることと思います。
$12.5
合計
$387.94

モドル